Vine共同創業者のラス・ユスポフ氏は22日、短尺動画プラットフォームVineにちなんだ新たなミームコイン「VINE」を発行した。24日、バイナンス上場がきまり、時価総額530億円を突破した。
動画アプリ復活の可能性が市場を刺激
VINEコインの発行は、イーロン・マスク氏が短尺動画プラットフォームVineの復活を検討中と示唆したことがきっかけだ。マスク氏は自身のSNSで、ユーザーからのVine復活要望に「検討している」と応答していた。
$VINE will be all over the headlines soon
I think we found the next $1BN meme
Just a matter of time, the narrative is there pic.twitter.com/tISR41SCgX
— Sweep (@0xSweep) January 23, 2025
バイナンス上場で取引が加速、レバレッジ取引も可能に
暗号資産(仮想通貨)取引所大手のBinance(バイナンス)は24日、VINEのUSDTペアによる先物取引サービスを開始した。
最大25倍のレバレッジ取引に対応し、4時間ごとに資金調達率が計算される。この上場により、VINEの市場流動性は大幅に向上している。
時価総額と取引高が急拡大、価格は変動
25日時点で、VINEの時価総額は3億3970万ドル(約530億円)に到達している。また、24時間取引高は11億3000万ドル(約1760億円)を記録。価格は0.3397ドル(約53円)で、24時間で152.43%上昇している。
急成長する新規プレセールプロジェクト
一方、新興プロジェクトのFlockerz(FLOCK)も、市場で大きな注目を集めている。同プロジェクトは既に1300万ドル(約19億円)を調達し、1月27日の取引所上場を控えている。
FLOCKの特徴は、投票によって報酬が得られる「Vote-to-Earn」システムを採用している点だ。トークン保有者はプロジェクトの意思決定に参加でき、投票に応じてFLOCKトークンが配布される。
また、CoinsultとSolidProofによるスマートコントラクト監査も完了しており、セキュリティ面での信頼性も確保している。